猫はもともと砂漠の地域に生息していたこともあり、あまり自ら水分を摂ろうとしない子が多いと言います。
しかし、その水分不足から膀胱炎になってしまう猫もいます。
膀胱炎は気付くのが遅れると命に関わる事態になりかねない怖い病気です。
冬は特に喉が渇いたという感情が薄れるためなかなか自ら水分を摂ろうとしません。
なので飼い主さんが気を配ってあげて少しでも水分を摂れるようにしてあげることが大事です。
もし膀胱炎になってしまったらいち早く病院に連れて行くことが大事なのですが、そのためには常に猫の様子を気に掛けることです。
一番わかりやすいのは排泄時の様子です。
トイレに行ったなと思うとすぐに出てきてまたすぐにトイレに行く…という行動を日に何度か繰り返します。
その時にトイレを見てみると一滴二滴くらいしか出ていないことが多いです。
システムトイレを使用してる方はよりわかりやすいと思いますが、シートをみるとおしっこで濡れている部分がキラキラとしています。
このキラキラが膀胱炎特有の結晶だそうです。
この時点で病院に連れて行ってあげると猫も辛い期間が短くて済むでしょう。
気づけずに放置をしてしまうと排尿時に痛みのあまり辛そうに鳴いたり血尿が出たりします。
さらに良いのは、システムトイレの方限定にはなってしまいますが、おかしいなと思った時点でいつもおしっこをする場所のシートの上にサランラップを敷いておき尿が確認できたら少量で構わないのでコットンに吸い込ませて病院に持っていくとすぐに検査をしてもらえるので早く対応をしてあげれると思います。
膀胱炎を繰り返す猫もいます。
腎臓に影響を与えかねないので常に気に掛けてあげることで痛みや辛さから救ってあげましょう。