さまざまな毛色や種類のハムスターはとてもかわいいですよね。
部屋で走り回る姿は一生懸命で愛らしいものです。
ですが、いざお迎えしてみるととても臆病な生き物ですぐに噛みつこうとしてきます。
飼ったのに触れない、外に出せないと悩んでいる方が多いのが実状です。
これからハムスターと仲良くなれる方法を実践して、距離を縮めてみませんか?
まずはそっとしておく
お迎えしたハムスターがかわいくて触りたくなりますよね。
ですが、突然触ろうとすると驚いて噛みつかれてしまいます。
人間だって突然触られたら嫌ですよね。
まずは暗い部屋でそっとしておきましょう。
ごはんとお水は必要なので、ハムスターが休んでいる間にそっと与えておきます。
もちろんトイレもきれいにしてあげてくださいね。
存在をアピールする
3~7日程度たったら、ハムスターが起きているときにごはんを入れ替えましょう。
ハムスターは驚いてケージの隅っこに逃げてしまうかもしれませんが、気にせず入れ替えます。
もたもたしていると興味半分で近づいてくるかもしれませんが、触らないようにします。
勢いよく噛みつく子もいるので、短時間で終わらせましょう。
アピールしたいのは、「手がケージに入ってくるとごはんが追加される」というところです。
まだこちらから触ってはいけません。
手でごはんをあげてみる
ハムスターの個体差もありますが、毎日ごはんを入れ替えているとその作業にハムスターは慣れてくれます。
次はいよいよご飯をあげてみます。
掌にごはんを乗せると、ごはんのにおいが付いた指を噛んでしまうかもしれないので、指でつまんであげてみます。
すぐに近づいて受け取ってくれる子もいれば、何日もかかる子もいます。
それぞれに性格があるので様子をみながら実践しましょう。
この時に気を付けてほしいのは、金網ケージの外からごはんをあげないようにすることです。
網からごはんをもらえると勘違いしてしまったら、おなかがすくとケージを噛む癖がついてしまうことがあります。
必ずケージの中でごはんをあげてください。
掌にごはんをのせてみる
指からごはんを受け取るようになったら、手のにおいを覚えてくれています。
掌の端っこか指の先にご飯を乗せて、自ら取りに来てもらいましょう。
あっさりと掌に乗る子もいれば警戒心が強く近づかない子もいますが、根気強く続けると必ず慣れてくれます。
手を噛んでくることもありますが、それは手の安全や感触を確かめるための場合もあります。
こちらが驚くとハムスターも驚いてしまいますので、噛まれたらそっと手を引きましょう。
まとめ
いかがでしたか、ハムスターと仲良くなるのは難しい作業ではないです。
掌に乗ってくれるようになれば、部屋で遊ばせることもできます。
慣れてくると後ろをついてきたり服をのぼってきたりとかわいい姿をたくさんみせてくれます。
ゆっくりと時間をかけてハムスターとの信頼関係を作ってみてください。